脳は主語が分からない。聞いたことありませんか。先ほど検索したらいっぱい出てきます。
中には、主語が分からないのは「古い脳」です。と書いてる人もいましたけど。養老孟司さんが、脳のことを脳が考えたってわかるわけない、とおっしゃってたけど。
アロマテラピーインストラクターの試験勉強で、脳を勉強したら面白くなって、試験範囲を超えて色々調べまくってたこと思い出しました。20年も前のこと。一口に脳、とくくれるほど脳は単純なものではありません。脳こそ巨大な宇宙なのではと言っていた物理学者さんもいるくらい、脳を調べて調べて行くと、宇宙まで行ってしまう人がいるのも、ムリはありません。
ですが私たち人間の本体は決して「脳」ではありません。脳は主語が分からない、私もかつてブログでそんなこと書いた記憶があります。ある意味それは正しい。だからこそ、主語をはっきりさせよう、主体的に生きよう、自他の区別をはっきりしよう。自分と他人の境界線、パーソナルスペースを大事にしよう、という話が出てくるんですけど、
私、スピリチュアルの真髄をお届けしてる自負があります。だからいい加減なことを言う人が嫌いなんです 笑 スピチュアルって目に見えない世界だから、何を言ってもいい、わからないだろって確信犯的にやってる人いますからね。
言ったもん勝ち。スピリチュアル。スピリチュアルの真髄ってこれが「正しい」ってことではありません。誤解なきよう。スピリチュアルって一人ひとりの現実であり、なおかつそれは宇宙の構造、始まりも終わりもない永遠の循環システムのこと。何故分かるのか、というと思い出したから、というしかありません。
不変の法則なんて知らなくても、法則は人の好むと好まざるとに関わらず、働いているだけ。だから、「これが正しい」なんて言う必要も分かってもらう必要もないんですね、理解出来ない人 その時期ではない人とは「議論にならない」ということ。
話を戻して、主語の話。そもそも日本語という言語が主語を省略する言語だということ。
日本語は空気を読むことを前提とした言語。英語は空気を読まない言語。日本人は「個人」を意識して生きているという歴史が浅いんですね。自然と自分、を対峙させていない民族だという説があります。それは確かでしょう。
自我(顕在意識)と顕在意識・無意識はセットで自分。そして自分と他人というセットで人間。現実ってこの二つのセットがあって成り立っている世界なのに、ほとんどの人は自我という顕在意識だけでなんとかしようとしているわけです。潜在意識や無意識のブロックを解除しよう、と自我がやっきになっているのもそうですね。もちろん、無意識のブロック解除が全部効かない、わけではありませんが、現実って自分以外の人間がいます。いなければ、誰も人間関係で悩みません。逆に言えば、人間関係以外に人間の悩みなんてないんです。
主語は「自分と他人」を分けるため、境界線を引くために大切な言葉。「私」を指し示す言葉。自由に生きる人、自分を幸せにし、尊重できる人は、他人の自由も尊重します。言葉を司る大脳新皮質は当然ですが「主語を理解する」はず。私は嫌だ、〇〇さんとは違う。ハッキリさせれば、脳だって主語を理解しないわけありません。
主語をはっきりさせたとしても。
嫌なこと考えている時の波動は自分のもの。なおかつ他人のことまで自分のことのように考えていれば、その波動を自分も受け取っている、だから望まないことに意識を向けたり、人の悩みや苦しみを自分が解決しようとすることは、自分のエネルギー領域を破壊するような行為でもあるんですね。
主語を理解しないのは、古くからある、動物にもある、生命の根幹と魂からの感覚を届ける部分の脳でしょう。すべては私、なのですから、いちいち顕在意識が教えるまでもありません。言われなくても知っています。自覚出来ていないのは、むしろ私たち「自我」の方なのです。
あれとそれ、私とあなた、人間と動物…言葉は、自他を分ける、指し示す道具。だからこそ人を指し示す「名前」「言葉」は大事なのです。周波数にウソはつけません。いくら綺麗な言葉を使っても、作り笑顔が上手でも、その人の本心は周波数となって、無意識領域に届いています。それを自覚出来る人間もこの世にはいるんですね。
周波数を整える、読み取るということは自分の本当を生きるということ。人はそれぞれ違う夢、願い、目的を持ち、肉体的な特徴もそれぞれ違うのです。
みんな、を生きるのは、自我だけの努力では出来ません。神の宇宙の采配にお任せです。自我は潜在意識、無意識とタッグを組んで「私」を「鈴木弘美」という人間の一生を幸せに想像し続けること。夢を叶え続けること。ひいてはそれが地球の進化、宇宙の進化の流れに沿った生き方なんです。みんなで苦しみ続けるのではなく、一抜けていく行動力。いつの世も世界を変えるのは異端なんですよ。
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