「お金が(足り)ないので 出せません。(助けてください)」
これを言いたくない。絶対言えない。死んでも言えない人いますよね。実際こうなる前に「お金がなくなったら、支払えなかったら、どうしよう…」と思うことあるだろうし、常に、常にそんなこと考えて生きてる人もいそうな気がします。 私もそんな時ありました(でもなんとかなると思ってもいた)
弱みを見せたくない、貧乏だと思われたくない、頭を下げたくない、お金で揉めたくない、同情されたくない…
内心青息吐息でも、出来ない、言えない人がいるんです。逆にそんなに困ってないのに「平気で」言える人もいます。「お金ないのよ~負けてくれる?」
本当は困ってるんだな、つらいんだな、とこちらが分かっても「こうしたらいいよ」といくら言っても、本人が出来ないことってあるんですね。批判や責めに聞こえたり、そもそも聞いてないかもしれません。
代わりにやってあげて内心助かった!と思っても、表面的には「ありがとう」の一つも言えない人もいます。恥をかかされた、侮辱された、死んでしまいたい。と思う人もいる。武士は食わねど高楊枝。人に頭を下げてまで生きていたくない、生き恥をさらしたくないなんて…。
例えの話とはいえ、たかがお金、されどお金。これお金の問題ではなく本人の信念、心情、生き様に関わること、遺伝子レベルの話かもしれません。今までずっと威張ってきた人や人の上に立つようなポジションにいた人など特にね。
その人がいい人だとか悪い人だとか言う話とも違うんです。
幸せにしてあげようとしても、喜ばれるとは限らないってこと。
心の底は嬉しくても、本人が自覚出来なかったら意味ない。助けてもらって、嬉しいのに「負い目」を感じてしまったり。何かして貰ったら、それ以上のものを返したいと思うのが「嫌」な人もいる。
幸せにしてもらいたいと思っている人も、幸せにしてあげたいと思っている人も大勢いるけれど、傍から見てどんなに恵まれているように見えても「幸せだな~」と感じることは、「本人にしか出来ない」ことなんですね。
「不幸な人だ、気の毒な人だ、かわいそうな人だ」 なんて思うほうが失礼です。人の尊厳を奪っています。エネルギー的にはむしろ、不幸を加担しています。やめなくてはいけないレベルのこと。五体不満足だろうが、病気だろうが、お金が今、すっからかんだろうが。助けて、力を貸してください、と本人が言わないのに、頼まないのに、勝手なことをするものではありません。そんなことされる位なら、死を選ぶ人もいるわけです(本人の選択)。
自分が何を感じて、何を思っているか。「自覚」することのほうがずっと大事。成功してる、豊かな人というのは、自分がどうしたいのか、何を感じているのか、ちゃんと自覚しているからこそ、上手く行かない時に「変だな?何かが違ってる?」と気づいて、それを変えていけるのです。
生きている人ならば、ほとんどのことは上手く行っているのに、それを自覚している人、感じている人は少ないのです。(無意識ともいう)失敗とか、気に入らないことばかり意識していますが、そもそもそんなことばかり意識しながら生きていられるなんてどう考えても「恵まれている」と思いませんか?
本当に死ぬか生きるかの瀬戸際だったら「私って駄目ね」「なんでこんなんだろう」なんて思ってる余裕なんてないはずです。こういわれて、ひどい、恵まれてるなんて、余裕なんて、って思うような人は私のセッションには来ないでしょう。かつて優しく寄り添っていた頃の私でしたら好かれたかもしれません。
「こんなに辛いのにわかってもらえない」という風に、悪くとるんですよね、叱られたとか、厳しいとか。そういう意味にとるのは誰でしょうか。その言葉を解釈した「自分」ですよね。
物事って良くとることもできるし、悪くとることもできる。気にしなくていいこともいっぱいあるわけです。そうやって文句を言うことが出来るという能力、それを変えることもできるはずという能力、読み書き出来て、歩いたり走ったり、泣いたり笑ったり出来る能力…いろんな能力に、可能性に、私たち人間は恵まれています。
幸せは、全ては自分次第。
宇宙の法則があるとしたら、万人に降り注がれています。機能しない人はいません。だから、法則なんて知っても、意味ないのです。気づく人は気づく。好きな人は、いくらでも追及すればいい。
人間、ネガティブな部分は誰にでも備わっているのですから、幸せになれない人なんて この世に一人もいません。自分がそう思えるか、感じるか、そのように生きるかの違いです。
他人がいくら「あなたのおかげで幸せです」と言っても、それは本人がそう感じているだけ、そう言ってるだけのことであって、、ある意味あなたの努力や頑張りのおかげではないんです。もしかしたら口だけかもしれませんし。
自分を幸せにするのは自分にしか出来ません。そこに共振共鳴が起こるのです。
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