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執筆者の写真ひろみ エトランジュ

時間を操る人になろう。ゾーンを生きる新しい人へ。




ゾーン、フローなどと称される状態。サッカーや野球でボールが止まって見えた。時間の流れがスローモーションになる。私も経験したことが何度もあるのですが、この極限の状況の時。時間が止まる。スローになる。必要な情報以外遮断される、などと検索すると出てきますが、時間が止まったり、スローになるのは何故か、ということを書いている人は見当たりませんでした。


何故時間が止まるのか。意識はあるのに。(事故で跳ね飛ばされると意識が吹っ飛ぶ場合もあります、当然痛みも怖さも何も感じない)


時間は連続していないし、流れてもいない。常に「変化」しているだけ。時間は存在しないと言ってもいい。人間世界で「時計」があり、日付があるから、実の時間があると感じているだけだからです。自分の「体感覚」が時間の本質。だから止まったり、スローになったり、感じなくなったりするわけです。 「時間」を感じているのは「自分自身」。時間こそ自分と言ってもいいでしょう。


集中している時、夢中になっている時、時間なんて気にしていませんよね。夢の中では前後脈絡がない展開になっても、疑問に感じず見ていることのほうが多いはず。時間とは、日中人間を管理するための道具に使われていると言った方が分かりやすいかも。時間や年齢という枠に閉じ込められている人間(という概念)を解放したい、そう思っていましたね。


虚(想像、概念、主観)という計測不能な世界と、実(数量、物、客観)という計測可能な世界が対になって、入れ子状態になっている世界。それが宇宙。


虚数+実数=複素数。 目の前に見えている世界は、複素数空間。虚の空間が自分の主観の空間。実の空間が他人の空間。客観の空間。


二つの空間が重なり合っていて一つの「同じ場所にいる 同じものを見ている(感じてる)と人間は感じてしまうために、意見の相違が納得出来なかったり、分ってあげられないことが悪い事だと思ってしまうけれど、そもそも同じ立ち位置には立てない、立っていないのだ、と理解することが大事なのです。


人間は主観の空間を通して、客観の空間を見ています。主観の空間は、他の誰とも共有できません。「客観世界」つまり、実空間、他人と共有する(コミュニケーションを取る)ための記号、言語、数量で現す世界だけが「現実」だと人間は大きな誤解をしています。だから生きにくいのです。他者からどう見えるか、他者が自分をどう見ているか(好かれているか)他者の機嫌が良いか…


他者(客観世界)を主体として自分(の世界、日常)が客体になっている。それではいつまでたっても、かりそめの自分を生きるしかありません。


虚とは、「ないもの」ではなく「あるモノをあるとさせる創造」の場です。我々の本拠地です。実空間という客観世界で科学が発展を遂げ、素粒子が発見されたということは、実空間に閉じ込められていた虚の空間への扉が開いた、ということです。


人間社会が物で溢れているのは、人間という概念と社会構造が限界に達したということ。新しい人間へ、かつてニーチェが言ったように人は進化していく。夢と現実が一つになり、生と死を超え、自分という個が人類そのものとなり、他者は自分(人類)の一側面だということを実感しつつ 新しい世界の創造を楽しむという意識へと変容していく時代。


先進国とか、経済成長からの卒業。日本人は次のフェーズに向かっています。2023年はその変化がよりハッキリする一年となるでしょう。社会でいろんな不具合も見えてくるはず。信じていたものが、違った、変わった、と多くの人がますます実感するでしょうね。


古い価値観、概念で生きる人と、進化する意識を持ち、1人1人が「違う人間」「違う世界観を持っている」と実感して、主観優先で生きる人、混在しています。

みんな、と簡単に一括りにしないこと。他者の主観宇宙を尊重すること。 共感し合うのではなく、相手の苦しみに同調しないこと、むやみに関わらないこと。美しい生き方とは自分と他者それぞれの主観を尊重しあうこと。違いがあるから、お互いの存在がこうして出会っているということ。同じではなく、違うのです。


人生を切り開いていく時、最も必要なのは虚の力。軽さです。笑われて結構。笑いは深刻さ、苦しみという重さを壊す最も強力なパワー。自分の本当の願い、本音や勘違いに気づいた時、人は大笑いするものです。大笑いや涙が不要な重さを吹っ飛ばします。


必要なのは、重さより質量(エネルギー)。ふわふわしたイメージに質量を持たせるために他人の力を使いましょう。虚空間だけに偏っても、実空間だけに偏っても願いはかないません。セッションは最高の遊びの時間。自他共に認める強運の波動、浴びに来てください。

















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